2016年03月21日

ヨーロッパアルプス氷河スキー その22 長谷川恒男さんの記憶

憧れのスキー板.jpg

グリンデルワルトでもツエルマットでも日本人の若いクライマーを見かけた 
今井通子さんがアイガーの垂直登はんに初めて成功したのが3年前 
その余韻が残るなか次は自分の番だの熱気がこの山間の村には漂っていた

クライマーには興味がなかった私が 未だ有名になる前の長谷川恒男さんの
名を覚えているのは ツエルマットでスキー板を買いたいと見谷プロに
お願いして 日本人クライマーがアルバイトする店を紹介され 
彼は将来有望なクライマーだよ位の事を言われたのだろう これは想像に
過ぎないけど 

マッタホルンを滑る.jpg

憧れのロシニヨールの550にサラモンの金具をつけ 持参したヘッドの
スキー板も入る二本用のスキーケースをそろえ 免税扱いで購入した
その世話をしてくれたのが長谷川さんだと思う このあたりの記憶は
頭を振ろうが叩こうが手掛かりも出てこない

その4,5年後 彼はアイガーとマッターホルンとグランドジョラスの冬季
単独登攀に連続して成功し 奇跡のクライマーとしてその名をはせ 
のち 43歳の若さでワルタル峰の雪崩に巻き込まれ遭難死する それらの
一連のニュースで 彼との出会いを勝手に作ってしまった可能性はある
 
それでもこの不確かな記憶には 何時もの都合の良い想像とは違う何かが
頭の隅に引っかかている 記憶とは後から作っても良い物だろうか 
こんな風に

posted by ゴジ・ダツジ at 10:51| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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